栗(シンデレラ)からマロングラッセ(ナブコ)へ
 

丁寧な栗の選択と、30年以上に渡る実績が、世界中のグルメ達に喜ばれるマロングラッセをご提供しています。 昔から伝わる道具と方法で栗の皮をむき、マロングラッセを作ります。とても長い工程と手作業を経て、栗は天然バニラと砂糖の蜜で包まれます。その結果、甘さと柔らかさそして繊細さが完璧なハーモニーを奏でます。このマロングラッセは、我が家の長い伝統から生まれた製品なのです。

ホセ・ポサダ

Jose Posada Torres y Elisa Gonzalez Penedo en 1953
創設者 ホセ・ポサダ・トレス と エリサ・ゴンザレス・ペネド  1953 年

栗(シンデレラ)からマロングラッセ(ナブコ)へ

我々は、スペインの北東に位置するガリシア地方オーレンセと呼ばれる小さな街で家族経営を営んでいます。この地方とポルトガルの北の地方は、マロングラッセを作るのに一番適していると言われる“カスタネア サティバ”がヨーロッパの中でも多く採れる産地です。

この種類の栗は、ずっと程度の低い栗だと思われていたかわいそうなシンデレラでした。しかし 1842 年、天才 歌劇 作曲家“ジュゼッペ ヴェルディ (1813 − 1901) ”がまだ有名になる前の真冬の日々、歌劇ナブコの練習の帰り道、栗を買うお金もなかった彼は、親切な街角の焼き栗屋のおばさんからもらった焼き栗で両手を温めていました。この焼き栗の暖かさと、おばさんの優しさによって、ヴェルディは歌劇ナブコを成功させました。同じ様に、私達もシンプルな栗を暖かさと優しさと才能によってマロングラッセへと変えたのです。

我が家に受け継がれてきた目的は、この様な産地品に尊敬の念もち、付加価値を付けるということです。 2 代前のホセ・ポサダがガリシア産の栗をブラジルに輸出し始め、先代のホセ・ポサダがこの栗をマロングラッセに加工し多くの国に輸出し始めました。今の代のホセ・ポサダは、この土地で付加価値を付けることが出来、土地の人が豊かになれるような、我が家の哲学に合った製品の新しい市場の開発や新しい売り方を開拓しています。