くりうど
 

Kuri Udo

 

ガリシア産の栗
 

アジア産の中国栗(学名 Castanea Mollissima や “Castanea Henryi )、日本栗(芝栗、丹波栗等)などの種類は、水分が多く肉質がしまっており、調理をすると果肉が黄色くなる特徴があります。

ヨーロッパ産の ”Castanea Sativa” 種の栗は、風味があり、タンニンが多いため果肉は褐色で、非常にもろく割れやすいのが特徴ですが、自然のほどよい甘味があります。

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Castanea Sativa 種は、ヨーロッパの地中海沿岸諸国、特にスペインの大西洋岸地域のガリシアからポルトガル一帯で多く栽培されています。そのうちの Famosa や Negral という品種は、特にマロン・グラッセや、伝統料理の材料として栗ペースト、ピューレ、シロップ漬けなど、またデザート用にブランディ・マロン、チョコレート・マロン等の製造や、肉料理などの付け合せに重宝されています。

近々、栗の原産地呼称制度が確立される予定ですが、これによって、完全無農薬の栗林で生育した、自然でエコロジーな栗製品であることが保証されます。栗の樹木は100年以上の古木、大木がほとんどの自生林で、栽培林ではありません。   

ガリシア産の栗は、水分が少ないわりに、タンニンをそれほど含んでいないので、果肉は自然で明るい色をしています。生産地域で収穫された全ての栗を、粒の大きさ、形、つやで選り分け、良質の栗を製品化しています。

表皮、渋皮ともに丁寧に剥かれ、鮮度を保つため、真空状態で保存・包装されます。全ての栗製品及び加工製品は、保存料、着色料を使わない、最高の自然食品です。